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猫 第二話

青い眼球に黒い瞳。

僕は自分の瞬きで、はっと我に帰った。

突然部屋に現われたその黒猫に僕は少しも驚かなかった。
ただ、今はひたすら横になりたくて、椅子を移動させるのはやめた。

僕はベッドに横になる。
窓からは半分の月がのぞいていた。
僕は部屋の明かりを消す。
明かりの消えた部屋の中で、二つの青い目は必要以上に月の光を反射させていた。

僕は寝返りを打って、目をつむる。
目の前にはただ漆黒の世界が広がって、全身の力が抜けていく。
身体に取り残された気だるさと自分の呼吸音とが、僕をこの世にとどまらせていた。




イライラする電子音が耳を劈く。激しい動悸はこの電子音のせいだろうか。
僕は開かれることを強く拒んでいるとしか思えない瞼を無理やりこじ開けて、携帯のサイドボタンを押した。
机の上のアナログ時計を見ると、大体七時を指していた。
携帯を開いてholdボタンを押すのは、二度寝をしないという誓いだ。
僕は小さな誓いを立てて、ベットをあとにする。

ドアまで来て、不意に昨日のことを思い出した。
振り返ると、ちらかった部屋の真ん中に椅子が置いてある。
脱いだままのジーパンが床に向かって垂れていた。




僕は向き直って、朝食をとりに階段を降りた。













つづく




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I'm coming~^○^

用中文~~我去注册了,因不注册没法

これは最後のコメントですけど(多過ぎてしまった、笑)
このサイトはきれいはきれいですが、コメントをするにはまずログインという仕方は面倒くさいと思う。
でも、中国語もできるという点から、昔の楽天よりずっといいですね。
あっ、今小説を書いてるの、花山院「作家」?ハハ。
また遊びに来ますよ~

>>teisan
どうも!作家になりましたよ(笑)ログインしなくてもコメントできると思いますが・・・。中国からだとそうなるのか、ちょっと僕にはわかりません・・・。今后也多照!!
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